また負けた。
そう思う内容だった。
色々と理由はある。
尖った部分が全く出せていなかった事。
体力がパフォーマンスに追い付いてなかった事。
基礎力。
この日までの時間や日々の過ごし方。
どれも、理由あっての敗北だったと思う。
やめようかな、という気持ちの前に、
「お前なんか死ねば良いのに」という言葉が自分に対して浮かぶ。
あれだけ、もう自分には失うものが無い、やってやるしかない、という気持ちを持っていたのに。
何にも良いところが出なかったと言っても過言じゃなかった。
積み重ねは少しだけ顔を出していた。
でも、自分を誉めているうちは、決して前に進まないという事を、嫌という程知っている。
死にたいな。
やっぱり生まれてこなければ良かった。
そう思っているけれど、
何故か俺は死なずに生きている。
続けていくという呪縛。
死ぬ日まで続く、滑走路。
俺を越えるまで、俺を越えるまで。