はっきり言って、俺よりも優れた表現者や、
もともと俺についていたお客さんをかっさらっていった表現者は、死ぬほど恨んでるし、ぶっ殺してやりたいと思っている。
こんなことを考えている人間の作るものが、誰かを感動させられる訳なんか無いよな、って心のどこかで思っているんだけど、
それでも、俺の中に溜まっている歪みの液体が、少しずつ、少しずつ、かさが増えていって、喉元までもう来ていて、
こんな形で誰かに自分の言葉を伝えたくないんだけど、
それでも俺は復讐をしてやりたいんだ。
心の底から。絶対に。
俺に届くように。