poai’s blog

オナ禁の効力検証ブログ。日頃行っている表現活動(音楽関係)の呟きも載せます。

心と君

結局、どうしても自分と同じ人間を探して、
少しでも自分が楽に生きられるように、なんて思いばかり抱えている。

もっと学生の時に勉強すれば良かったな。
高校は進学校だった。
だけど、進学校の中で1.2を争うぐらい柄の悪い人間が集まる治安の悪いクラスで、徹底的に俺は孤立した。

「勉強しても良いことなんかねえじゃん」

中学の時に、少しだけ周りよりテストの成績が良いという事をアイデンティティーにしていた俺は、
自分よりも楽勝に勉強も人間関係もスポーツもこなせるクラスのやつらを見て、
俺は、勉強することで幸せを掴めない人間なんだ、と勝手に思った。

実際は、そこでも踏ん張って勉強をして、そこそこな偏差値の大学に入れば、
本当の意味で未来は選べたのに。
そういう事を俺は全く知らなかった。

表現活動なら、偏差値の高い大学のサークルでやれば、普通に充実したし。
卒業してから、福利厚生が充実した会社にでも入れば、そこでも、出来る。

勉強をすると、そういう風に未来を選ぶ事が出来たんだ。
なのに、俺は高校のたまたま中途半端に勉強が出来てスポーツやコミュニティ能力で人を圧倒できる柄の悪いやつらを見て、「俺の幸せを叶えるのに勉強は必要ないし、無駄なんだ」というとんでもない勘違いをしてしまった。

ほんとうに、
ほんとうに、馬鹿。

教えてあげたい、過去の、自分に。

「お前がいるのは、幸せをつかむために大切な切符が埋まってる肥溜めだよ。ここでも、お前は勉強しろ。どこでも良いから、偏差値が高い大学に入れるように頑張れ。
そうすれば、お前がやりたい事が将来なんなのか探す時間を、お前自身で作れるようになる」