僕の夢は、可愛い女の子と中出しセックスをして、しっかり僕のカスな遺伝子を相殺したまともな子供が生まれて幸せになってくれて、幸せな家庭を築くことだ。
本当は「楽しい青春を送りたい」「大人になったら年収が500万ぐらい欲しい」「バイクや車が欲しい」「趣味と家庭を両立させて、楽しく友達もたくさんいる生活がしたい」という風なことも考えていたけれど。
人生が折り返し地点に差し掛かって、
僕が、この命、この生涯、全生命力、全存在をかけて掴むことが出来ることは
普通に生まれてきた人間よりも、ずっとずっと少ないんだろうな、という事が分かってきた。
僕の周りには綺麗な女の子と結婚して中出しセックスをきめて、可愛い子供に恵まれながらも、
まだまだ、自分の夢を叶えるという事にしっかり力を注げている人だっている。
それは流石に稀な例だけど、
少なくとも、僕が叶えようとしている夢は、
ある人間にとっては、通過点なんだと思う。
銅メダルが目標の人間もいれば、金メダル以外は価値が無いと思う人間だっているんだから、
それは当たり前だとは思う。
でも、僕は銅メダルが欲しいんだ。
それを叶えたら、もう、それで良いんだ。
でも、それを叶えるために努力することが、
本当に桁外れなんだ。
しかも時間制限もある。
俺は、人生最後の戦いに赴いているのかもしれない。
これから世の中がどうなるか分からない。
地震、台風、放射能、そして、戦争の危機。
僕が幸せになるために、夢を叶えるために残された時間が、どれ程なのか分からない。
僕自身も、大きな病に倒れる可能性だってある。
僕は、可愛い女の子と中出しセックスをするという夢を叶えるために、
この心臓が止まっても悔い無いように。
命を使う。