僕の表現活動は、
趣味と「絶対にやらなきゃいけない事」の半々で作られていた事だったんだろうな、と思った。
仕事という意識は、多分無かったのかもしれない。正確に言うなら、僕にとって生きるか死ぬかみたいなものだと考えられる仕事をしてみたいな、という気持ちでは無かったのかもしれない。
なんだか、辛い事がこんなに沢山ある世界でも、表現活動だけは自分に寄り添ってくれている、という気持ちだった。
今、表現活動は僕にとって仕事になった。
やりたくない事という事ではなくて、お金を頂いて、それ以上の価値を渡すもの、という風になった。
何かここに自分の個人的な想いを込めたい、という事で成立はしなくなった。
元々、僕のメンタルが「世の中に必要とされているポジティブさを分かりやすく伝播していく」というものとして、セットはされていなかったからだ。
なので、もう仕事なのである。
「僕は黒い方が好きです」じゃなくて、
「白い方が人が見た時に清潔感を感じるだろう」みたいな。
それが仕事が仕事たる所以だと思う。
僕のメンタルに最も近い思いを書く事が出来るのは、もうこの購読者1人のはてなブログだけど、
それでも、書く事が出来る場所があるだけ、まだ良いな、と思った。
1人が見てくれるんだから。